ElevenLabs(イレブンラボ)は、文章からナレーションを作れるAIサービスです。日本語にも対応しており、動画の説明音声や教材の読み上げに使えます。まず無料で声や読み方を試し、収益化する動画や仕事で使う場合は商用利用の条件を確認しましょう。
この記事は公式資料をもとにした解説です。日本語音声の品質を実測したレビューではありません。
ElevenLabsで何ができる?
代表的な機能は、入力した文章を音声に変える「Text to Speech」です。声を選び、原稿を入力して生成するため、録音環境がなくてもナレーションを用意できます。
| やりたいこと | 使う機能 |
|---|---|
| 動画に説明音声を付けたい | Text to Speechで原稿を読み上げる |
| 長い原稿を編集したい | Studioで音声コンテンツを制作する |
| 動画を別の言語に届けたい | Dubbingで翻訳・吹き替えを行う |
| 効果音を作りたい | Sound Effectsで音のイメージを指定する |
最初は読み上げだけ試せば十分です。動画編集まで一度に覚える必要はありません。
日本語音声を作る手順
- ElevenLabsに無料登録し、Text to Speechを開く。
- 日本語に対応した声とモデルを選ぶ。
- 短い原稿を入力し、必要に応じて声の設定を調整する。
- 生成した音声を聞き、読み方を確認する。
- 問題がなければ音声をダウンロードする。
試す原稿は、たとえば「今日は、会議メモを整理する三つの方法を紹介します。まず、決まったことと、まだ決まっていないことを分けましょう。」程度の長さで十分です。
日本語対応でも、希望どおりの読みになるとは限りません。人名・商品名・数字を含む一文を先に試し、聞き取りにくければ表記や句読点を変えて確認するのがおすすめです。長い原稿をまとめて生成する前に、短い区切りで調整すると手戻りを減らせます。
無料と有料は何が違う?
以下は2026年9月21日に確認した、ElevenCreativeの月払い料金です。税別・米ドル表記で、年払いとは条件が異なります。
| プラン | 月額 | 月間クレジット | 主な選び方 |
|---|---|---|---|
| Free | 0ドル | 10,000 | 個人の非商用用途で試す |
| Starter | 6ドル | 30,000 | 商用ナレーションを少量作る |
| Creator | 通常22ドル | 121,000 | 制作量を増やす。追加クレジットに対応 |
確認時点ではCreatorの初月は11ドルと案内されています。継続時は通常料金になるため、初月の表示だけで判断しないようにしましょう。
クレジットは生成に使う利用枠です。消費量は機能やモデルなどで変わるため、単純に「何分でも作れる」プランではありません。作り直しも見込み、追加利用を有効にする場合は料金を確認してください。申し込み前には公式料金ページで最新の内容を確認しましょう。
YouTubeや仕事で使う前に確認すること
無料プランには商用利用の許可が含まれていません。 収益化する動画や顧客向けの制作物に使うなら、有料プランで生成することが基本です。
公式ヘルプでは、有料契約中に生成した音声は条件を満たせば解約後も商用利用できる一方、無料期間に生成した音声は対象外とされています。無料で作った音声を後から有料プランに変更するだけで商用利用できるわけではありません。
無料音声を非商用で公開する場合にも、ElevenLabsが定めるクレジット表記が必要です。また、有料プランでも入力する文章・声の権利や禁止用途のルールは別途守る必要があり、ベータ機能には別の制限があります。公開前に公式の利用条件に関する説明を確認してください。
どんな人に向いている?
自分で毎回録音する負担を減らしたい人や、同じ原稿で複数の声を比べたい人には、試す価値があります。一方、固有名詞の読みや演技を細かく指定したい場合は、生成後の確認・修正の時間も見込んでおきましょう。
おすすめの始め方は、公開予定の原稿を一段落だけ試すことです。「聞きやすいか」「読み間違いを直せるか」「月の制作量が利用枠に収まるか」の三点で判断すると、プランを選びやすくなります。
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